ゾンビ企業の借入平均金利が生存企業と変わらないのはなぜか?
帝国データバンクから、ゾンビ企業の属性分析の結果が発表されました。 https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p220804.html...
リスケ申込み状況(2020年4月~2022年6月)
下の表は、金融庁公表資料から作成したリスケ(条件変更)の申し込み件数の推移です。 新型コロナウイルス感染症発生直後の2020年4-6月期に急増し、その後はじわじわと減っているのは、...
ゾンビ企業とは具体的にどんな会社か?
帝国データバンクが「ゾンビ企業」の分析結果を公表。テレビニュースも流れていて、少し驚きました。 ●ゾンビ企業率は2020年度で約11.3%、ゾンビ企業数は約16.5万社 ●ゾンビ企...
リスケから抜け出せないダメな経営改善計画書の特徴
私は、中小企業診断士として独立して20年、様々な中小企業の経営改善計画書を見たり、書いたりしてきました。 その経験から言うと、売上が回復せず、長期リスケ状態に陥った会社の改善計画は...
リスケでは「元金返済」より「人材投資」を優先する
Y社は債務超過であるにもかかわらず、コロナ融資で約1.5億円を調達し、手元資金を大幅に増やした会社です。 その後、業績は黒字に回復しましたが、資金繰りは、借入金の返済額がキャッシュ...
粗利の改善をあきらめていませんか?
原油、電気・ガス、食品・小麦などの高騰、円安、人件費などの上昇圧力により、減益リスクが高まっています。 これまでと同じ調子で経営していると利益は減ります。本来なら、コロナが終わって...
過剰債務から抜け出すには営業利益率5%以上が必要
東京商工リサーチの調査によると、現在、中小企業の約35%が自社の状況を「過剰債務」と認識しているそうです。 金融円滑化法以降の中小企業の過剰債務は、BSの問題というよりPLの問題で...
社長の保証なしの融資が増えています
中小企業で当たり前だった社長=連帯保証人(経営者保証)の図式が、いよいよ崩れつつあります。 以下は、民間金融機関の新規融資に占める「経営者保証なし」の融資の割合です。 2017年度...
前社長時代の不良債権を処理した事例
銀行業界では、昨年から、決算書を粉飾した中小企業が「突然死」するケースが目立つようになり、問題になっています。 粉飾決算は次の3つに分かれます。 1.金融機関ごとに異なる決算書を提...
戦略投資を検討していますか?
コロナ関連の緊急融資で資金を確保した会社は多いと思いますが、その資金の使いみちについては、どうお考えでしょうか? いまのところ特に投資の予定はなく、経費の支払いに充てるだけという会...