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資金繰りで追い込まれるとどうなるか?

みなさんは、資金繰りで窮地に追い込まれた時のことを考えたことがあるでしょうか。

たとえば、銀行が融資をOKしてくれないと、来月の手形が落とせない。

考えただけで胃が痛くなるような状況です。

そういう苦しい状況を一度でも経験している社長は、用心深いです。

数字をきちんと見て、第三者のアドバイスにも耳を傾けます。

ところが、中には、そうではない方もいらっしゃいます。

一度倒産しそうになり、危機を乗り切った社長が、数年後、まったく同じパターンで資金繰り難に陥るケース・・・。じつは案外、多いのです。

そこで今回は、資金繰りで追い込まれるとどういうことになるか、リアルな部分をお伝えしようと思います。

以下の3社は、昨年、私が相談を受けた会社です。

(1)ファクタリングに依存するA社

都内では、ファクタリングに手を出す中小企業が増えているようです。

ここでいうファクタリングとは、たとえば、ファクタリング会社(ノンバンク)が自社が保有する売掛金1000万円を900万で買い取る、というもの。

売掛金は、ファクタリング会社との回収代行契約に基づき、自社で回収します。

回収した売掛金でファクタリング会社に1000万円を返済します。

つまり、売掛金との引き換えで、900万円受け取って、1000万円返すわけです。

この方法のメリットは、売掛金をノンバンクに譲渡したことが顧客(売掛金の相手先)に伝わらない点です。

しかし、問題は「買取率」です。

上記の例では、900万円を現金化するために、100万円のコストを負担したことになります。

このパターンを繰り返していれば、間違いなく会社はつぶれます。

しかし追い込まれた社長には、ファクタリング会社が救世主に見えるようです。

A社の社長は、明らかに冷静な計算ができていませんでした。

(2)親戚からの借入を融資の条件にされたB社

月末の手形を落とせるかどうか、瀬戸際の状況にあったB社の社長。

融資を頼んだ地銀の支店長から、次のように言われました。

「親戚のXさんから3000万円借りてください。そうすれば、当行がプロパーで1000万円貸します。保証協会の制度融資もできるだけ検討します。」

銀行がこんなことを言ってくるのは、銀行の融資だけでは、B社の資金繰りがもたないことが分かっているからです(その親戚からは過去に3000万円借りて返済した実績がありました)。

以前の銀行であれば、おそらくこの場面で手を引いていたと思います。

しかし、最近の地銀はいろいろな条件をつけて、突っ込んできます。

B社の社長に対し、私は次のような話をしました。

「当社はすでに債務超過に陥っており、親戚からの借入で資金繰りが安定するかどうかも分からない状況です。せっかくの借入が”死に金”になる恐れがあります。今の会社を畳んで、新しい会社でやり直すことも検討すべきでは?」

追い込まれた社長が、こういう話を聞き入れることはまずありません。

とことん借りて、傷を広げてしまうことが多いのです。

(3)短期のひも付きしか借りれなかったC社

長期の貸出が難しくなると、銀行は苦肉の策として短期の貸出を提案してきます。

C社は、すでに借りている長期借入金で毎月1000万円の約定返済を行っていました。

銀行は、「長期の追加貸出は無理だが、3ヵ月後に見込まれるY社の売上入金とひも付きなら短期で3000万円貸せる」と言ってきました。

ひも付きとは、Y社の売上が入金されたら、そのお金でただちに短期を返済するという意味です。

利益のあがっていないC社が、ひも付きの短期を借りるとどうなるか?

短期で借りた3000万円は、長期の約定返済(1000万円×3ヵ月)に使われ、短期の期日返済が困難になります。

銀行は、ひも付きの短期借入のリスケを認めません。

だから本当はこういう場面では、いますぐリスケを検討しないといけないのです。

しかし、すでにC社の手持ち資金はゼロに近い状態でした。

もはやリスケしても資金繰りを回せない。このままでは業者への支払いを滞納してしまう。

社長は「返せるかどうか分からないが、短期を借りるしかない」と判断しました。

事例は以上です。

どんな会社でも業績が悪化すれば資金が減りますが、早めに手を打っていれば、上記のような事態は避けることができます。

少なくとも「作戦を考える時間」を確保することはできます。

財務内容に自信のない会社は、決算書が出来上がったら「すぐに1年分の資金調達に動くことが大事」です。

資金を減らしてから銀行と交渉するのでは遅すぎる、と心得てください。

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