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借入が多い会社が注意すべき5つのポイント

ウチの会社の借金、ちょっと多いかも・・・という方に、これだけは気をつけてほしいポイントをお伝えします。

1.「リスケは大変」と心得る

2.最悪の場合を考え、現金に余裕を持たせる

3.銀行員のいうことをそのまま信じない

4.追加融資を受けた時こそ変革のラストチャンス

5.収益弁済にまい進しよう

1.「リスケは大変」と心得る

社長「安田さん、2期連続で赤字です。また借金が増えちゃいました。」

安田「以前に比べると業績は改善してきています。もう一息ですよ。」

社長「そうですか。そう言ってもらえるとホッとします。」

安田「でも、今期も赤字だと少しマズイことになるかもしれませんね。」

社長「マズイって、何がですか?」

安田「銀行がおカネを貸してくれなくなるってことです。」

社長「そういえば、最近、銀行がやたら “ 資料を出せ ” って言ってきます。ウチの会社を警戒してるんですかね?」

安田「おそらくそうでしょう。」

社長「うーん。そうですか・・・。」

安田「御社の場合、おカネを借りずに返済を続けていると1年以内に資金繰りが回らなくなります。」

社長「でも、そういう時はリスケすればいいんでしょ。最近の銀行は、ほいほいリスケに応じるらしいじゃないですか。」

安田「その通りです。しかし社長。一度、リスケになると大変ですよ。リスケはできても、リスケから抜け出すのが難しいんです。」

社長「えっ、そうなんですか。」

安田「10年以上、リスケを続けている会社だってあるんですから。」

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【解説】

銀行にリスケを依頼すると、銀行から倒産予備軍の会社のように思われ、新規融資が受けられなくなります。

このため、リスケした会社は、運転資金を借りずに、自力で資金繰りを回さなければなりません。

リスケはひとつの試練です。

リスケした後に、税金を滞納したり、給料の支払いが遅れてしまう会社も多いです。

さらに、リスケすると、売上アップにつながる新規採用や前向きな設備投資を行うことが難しくなります。

このため、多くの会社が、

リスケ ⇒ 融資が受けられない ⇒ 業績が上向かない ⇒ 融資が受けられない

という悪循環に陥ってしまうのです。

もちろん、リスケになったらなったで、打つ手はあります。

でも、まずは「リスケは大変」ということを肝に銘じておいてください。

2.最悪の場合を考え、現金に余裕を持たせる

社長「リスケが大変なのは分かりました。じゃあ、具体的には、どうすればいいんですか?」

安田「決算を黒字にするのが一番大事なことですが、御社の場合は、資金繰りの手当も必要です。来週にでも銀行に行って借りられるだけ借りちゃってください。」

社長「えっ、ただでさえ借入が多いのに、また借りて大丈夫なんですか?」

安田「ええ。ぜんぜん大丈夫です。」

社長「というと?」

安田「借りたおカネを、いったん現金におき、少しずつ返済に回すのです。借入は増えますけどそれは一時的なこと。本当に借金が増えたわけではないんです。」

社長「うーん、なんだか分かったような分からないような・・・」

安田「下にある借入前と借入後の貸借対照表を見比べてみてください。」

借入前と借入後
社長「借金が3,000万円から5,000万円に増えてます。」

安田「社長にとって大事なのはその金額ではなく、借入金から現預金を引いた”借金の実質額”です。借入前(3,000-1,000)も借入後(5,000-3,000)も借金の実質額は変わっていませんよね。借入金を現金にプールしているなら、いつでも返済できるので、借りていないのと同じなのです。」

社長「なるほど。借りたカネを返済以外のことに使わないなら、借金とは言えない。」

安田「そうです。御社の場合、毎月の返済で手持ち資金が減りすぎているので、この場面では思い切って借りたほうがいい。スッカラカンになってから銀行に行って、万一、借りられなかったら大変でしょ。」

社長「確かに、最悪ですね。」

安田「ほとんどの会社はそのパターンでつぶれるんですよ。だから御社のように借入が多い会社は、銀行から借りられるうちに、できるだけ借りておいて、その上で作戦を立てるのがベターなのです。」

社長「借入が増えると銀行の評価が悪くなりませんか?」

安田「借入金を現金にプールしているうちは大丈夫です。銀行は借入金だけではなく現預金の方も見ますから。むしろ銀行にとっては、借入前より借入後の状態の方が、手元資金が潤沢にある分、融資に応じやすいはずです。」

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【解説】

借入の多い会社は、返済も多いですから、だまって返済を続けていると、どんどん現金が減っていきます。

現金が減っていくのは、「返済>利益」になっているからです。

返済力が不足しているから現金が減るわけですが、そういうときこそ十分な金額の融資を受けるべきです。

つまり、借りたカネで返すわけです。

もちろん、借りたまま放置するのではいけません。

借入でしのいでいる間に「返済<利益」の状態を目指して、経営を改善していくのです。

3.銀行員に言われたことをそのまま信じない

社長「あれからすぐに銀行に行ってきました。」

安田「どうでした?無事、借りられました?」

社長「楽勝でしたよ。担当者はまだ貸せるって言ってました。」

安田「へえー、そうですか。」

社長「銀行がまだ貸したいって言うんだから、ウチの会社の状態、そんなに悪くないんですよね。」

安田「ええまあ・・・。でも注意はした方がいいですよ。」

社長「どういう点をですか?」

安田「銀行はセールストークが多いですから。」

社長「じゃあ、貸せるというのは嘘だってことですか?」

安田「そうじゃありません。ただ、この先、急に貸してくれなくなったりすることもあるってことです。」

社長「そういう話はよく聞きますね。」

安田「銀行の姿勢はよく変わりますから、アテにしないのが一番です。」

社長「御社の事業は素晴らしいって何回も言われたんだけどな・・・。」

安田「そういう話は世間話くらいに考えておけばちょうどいいです。100%ウソではないでしょうけど、最後は数字ですから。」

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【解説】

「晴れの日には傘を貸すが、雨の日は貸さない」と言われる通り、銀行は二つの顔を持ちます。

「貸しますよ」「借りたらどうです」とセールスしてくる一方、何か問題を見つけると手のひらを返したように冷たくなります。

特に最近の銀行融資はバブル期並みに緩んでいますから、ある日突然の”手のひら返し”に十分注意する必要があります。

銀行員のセールスは、自己都合的なものが少なくありません。

貸出ノルマを達成するために

「設備投資でもして、節税されたらいかがですか?」

などと、いい加減な提案をしてくることもあります。

数字に弱い社長は、銀行員からそういうことを言われると

「銀行が貸したいって言ってくるんだから、ウチの会社は大丈夫」

と油断してしまいます。

そして、目一杯借金を増やした後に、融資が受けられなくなって慌てるのです。

「借りられる」と「返せる」はまったく別のこと。

最近の銀行には、特にそのことを意識して対応すべきです。

4.追加融資を受けた時こそ変革のラストチャンス

社長「追加で融資を受けたので、資金繰りがかなりラクになりました。」

安田「あとは、本業できっちり利益を出すことですね。」

社長「じつは新規事業の話がありまして・・・その事業で、経営を立て直せないか思案中なんです。」

安田「前向きな計画をお持ちなのですね。しかし、時間的な猶予は、あまりありませんよ。追加で借りた分のおカネはすぐに底をついちゃいますから。」

社長「そんなにすぐになっちゃうんですか?」

安田「そうです。当面は、既存事業の立て直しに集中して新規事業は後回しにした方がいいかもしれませんね。」

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【解説】

資金繰りが悪化して、銀行から追加融資を受けた時、その状況をどう判断するかは、経営の重要ポイントです。

追加融資のおカネが振り込まれると、一時的に資金繰りはラクになります。

足元の資金繰りしか見ていない社長は、この場面で間違いなく油断します。

「そのうち売上が戻ってくるさ」と急に楽観的になり、コストダウンなどの改善策を先送りしてしまいます。

社長によってはここで新規事業に手を出し、一発逆転を狙います。

しかし、本業が赤字の状態で新規事業を手掛けても、力が分散してうまくいくはずがありません。

こうして、追加融資を受けても1~2年後に再び返済に追われるようになるのです。

資金繰りがラクだからといって、改善策に着手しないでいると、あっという間に資金繰りは悪化していきます。

その時、銀行が再び融資に応じてくれるという保証はありません。

まさに追加融資を受けた時こそが変革のラストチャンスなのです。

5.収益弁済にまい進する

社長「おかげさまで、よくやく黒字の見通しが立ちました。」

安田「おめでとうございます。よかったですね。」
   
社長「数字をきちんと見るようにしたのが大きかったです。」

安田「社員にも社長の熱意が伝わったのでは?」
   
社長「そうですね。以前に比べると、社員のやる気を感じます。」

安田「しかし、御社が借金体質であることは変わりませんから、もう少し利益を出したいところですね。」

社長「ウチの会社の場合、どれくらいの利益が必要ですか?」

安田「債務償還年数で考えると、経常利益で3,000万円くらいですね。債務償還年数は、” 借金を返し終わるのに何年かかるか ”という指標で10年以内が目安になります。」

社長「10年以内なら銀行が納得するということですか?」

安田「その通りです。それから、もうひとつ。借金の多い会社は、収益弁済ができているかどうかも重要なチェックポイントになります。」

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【解説】

債務償還年数は、キャッシュフローで有利子負債を返済するのに何年かかるか、を表わす指標です。

債務償還年数=(借入金ー現預金)÷(当期利益+減価償却費)

この数値が10年以内におさまっていれば、財務体質に問題はないと銀行は判断します。

銀行員の目線としては「借金は10年で返せるならOK」というわけです。

本業の利益で借入金を返済することを「収益弁済」といいます。

損益計算書から「当期利益+減価償却費」を計算してみましょう。

この金額を返済予定表の元金返済額と比べてみて、

当期利益+減価償却費>元金返済額

になっていれば、収益弁済できていることになります。

つまり、借入金を利益で返済できているということです。

逆に「当期利益+減価償却費」が返済額を下回っている場合は、

現金を減らしたり、借金を増やすなどの” やりくり ” で資金繰りを回していることになります。

この数値はあくまでも目安ですが、計算式が単純な分、誰にでも計算できるというメリットがあります。

借金を返すのに必要な利益を把握しておくと、追加でどれくらい借りる必要があるかも分かります。

まずは年間の銀行返済額を意識することから始めましょう。

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